2016年3月30日水曜日

オランダ花事情

オランダ人は、お見舞いには花束にメッセージカードを添えてというのが通常のようです。
オランダの花事情に精通する対馬淳一氏によると病院の売店には、休日や不意の場合でもお花を買うことができるよう必ず花束コーナーもあるそうです。

※『オランダ便りVol.12』(2015年1月発行)より抜粋
対馬淳一氏のコメント 2016.3.28
「非科学的な理由で生花を病院へ持ち込めないのは残念なことです。
オランダ人には理解不能なことでしょう。」


対馬 淳一
                                          
青森県生まれ。千葉大学卒業後、青年海外協力隊としてシリア国ドゥマ農業試験場派遣。帰国後、大手種苗会社の研究農場及びオランダ駐在員として勤務。その後、オランダ大手切花輸出会社勤務を経て独立。日蘭の園芸実務レベルでの交流をお手伝いする個人経営の園芸事務所を立ち上げ、現在は翻訳、通訳、ガイドを生業としている。

2016年3月14日月曜日

シンポジウム「病院にふたたび花を」が開催されました

平成28年3月6日(日)に静岡市立静岡病院主催によるシンポジウム「病院にふたたび花を」が開催されました。
開催内容について静岡新聞にて記事が掲載されていますので下記をご参考下さい。

当日配布資料はこちら(外部リンク)

以下、2016年3月7日の静岡新聞社の記事を引用



「「状況に応じ判断を」 病院の見舞い生花制限見直し」
「静岡市立静岡病院は6日、シンポジウム「病院にふたたび花を」を同市葵区のアイセル21で開いた。県内外の花き業者、医療関係者ら約200人が参加した。
 感染症予防のため見舞い用の生花持ち込みを制限する病院が増えている状況を報じた昨年4月の本紙記事がきっかけになったシンポジウム。静岡病院は10年ほど前から見舞い用生花の持ち込みを全面禁止していたが、花が持つ癒やし効果を重視する観点から見直しを進めている。その一環として、各界の専門家の意見を聞こうと企画した。
 「病院に花を持ってきてよい理由」と題して基調講演した神戸大大学院医学研究科の岩田健太郎教授(感染治療学)は、感染症に対し「科学的、論理的に対応すべき」と強調。「患者に対する花の癒やし効果などを考えると、持ち込みを認める方が利得がある」として、強い香りの花は不可とするなど状況に応じた判断を求めた。
 続いて、研究者や病院関係者、本紙記者ら5人が登壇してパネル討論を行った。千葉大環境健康フィールド科学センターの宋チョロン特任助教は花による視覚、嗅覚の刺激で脳と体がリラックスするとの実験結果を説明した。市立御前崎総合病院地域連携室の塚本隆男さんは、院内の花畑を生かした地域交流や、院内で行ったアンケートの結果などから「花をきれいと思うことが心の回復につながる」と話した。」

《静岡新聞SBS》


参考に下記リンク先をご覧下さい。(外部リンク)

《静岡市立静岡病院》
http://www.shizuokahospital.jp/P4sE.C7B_xUy1g3Gi.html

《Yahoo!JAPAN ニュース》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160307-00000006-at_s-l22